ここから設定すると、レジストリの以下の内容が変更されます。
ここで設定された内容は、今後開かれたコマンドプロンプトのデフォルトとして常に有効となり、それぞれのコマンドプロンプトの設定は、このレジストリのキーとしてデータが作成されます。
個別の設定は、『プロパティ』で設定します。コマンドプロンプト用に作成された実行ファイル(exe)のパス単位でレジストリに保存されます。
但し、ショートカットの場合は、ショートカット単位でショートカットの中に設定が保存されます。
ですから、レジストリに保存された設定は、そのキーをレジストリから削除するとコマンドプロンプト用アプリ毎の設定は破棄される事になります。
デフォルトとして設定すべきもの
▼ Windows7
▼ Windows8
▼ Windows10
※ 簡易編集モード
この設定を on にすると、コマンドプロンプト上のマウス操作でクリップボードへの操作が可能になります。ドラッグして選択してから右クリックでコピーができるようになります。加えて、コピーされだデータがある状態で右クリックすると、コマンドラインにそのデータが貼り付けられます。
どういうわけかこの便利な機能はデフォルトでは無効になっているので、この設定を変更する事は作業効率をアップさせます。
レジストリエントリは、QuickEdit で、1 にすると有効です。
Windows10 ではコマンドプロンプトでの編集で通常のエディタでのキー操作のショートカットが使えるようになっています。画面のサイズも自由に UI から変更可能になっており、行の折り返し選択では、実際に出力された内容のままクリップボードに対してデータを送る事ができます。
必要に応じて『プロパティ』から設定すべきもの
※ 背景色と前景色
過去の慣例に従って、背景が黒で文字が白(完全な白では無い)になっていますが、これでは画像を印刷した場合に黒い部分が多く、トナーの無駄となります。また、実際は背景を白くして文字を黒くしたほうがはるかに見やすい場合があります。
※ ショートカットによるカスタマイズ
ショートカットを作成すると、容易にオリジナルのコマンドプロンプトを作成できます。
ここでは、以下の変更を行っています。
1) cmd.exe /k prompt lightbox$G でプロンプトの変更
2) 作業フォルダで、初期ディレクトリの変更
3) アイコンの変更( %SystemRoot%\System32\shell32.dll より )
4) ショートカットの名称でタイトルを変更
さらに、このショートカットをパスが通ったディレクトリ( 例えば Windows ディレクトリ )にコピーしておくと、「名前を指定して実行」から、ショートカットの名称(ここでは lightbox)で実行する事ができます。
また、通常の大きさで少し狭く感じる場合は、「実行時の大きさ」で「最大化」を指定しておくと良いです。小さくするには、タイトルをダブルクリックで元に戻りますし、小さい時にダブルクリックしてやればまた大きくなります
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at 2017-04-29 18:52
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